ファッションのグラフィックデザインを主として活動する傍ら、
古いオモチャやジャンクパーツ等の不要になった素体を加工し組み合わせた
立体コラージュの手法でアートフィギュアを製作するSIVELIA氏の個展
＜THE WASTED＞を開催いたします。

SIVELIA

現在, 東京を中心に作品を発表。デザインは全て独学。
ファッションのグラフィックデザインを主として活動する傍ら, 古いオモチャやジャンクパーツ等の不要に
なった素体を加工し組み合わせた立体コラージュの手法でアートフィギュアを製作。

90年代後半からの裏原宿カルチャー全盛の東京で
自身が体験してきたストリートアート,カルチャー,
ファッションに色濃く影響を 受けている。
作家として正式に活動を始めたのは2020年後半から
ではあるが現在は国内人 気はもとより海外のアートフィギュアコレクターからも支持されている。

製作手法としては、”素体をベースにカスタムをする”といういたってシンプルなもの。
(3Dプリンタ等の立体成形技術等は使っていない)
工程は、壊れたフィギュアの破損箇所をまず直し、
カスタムに使う部品を集めまたは手作りし組み上げ、黒く塗装する。
プラ板やプラ棒からパーツを地道に作り上げる
いわゆる”昭和時代のモデラー”スタイル。
シベリアフィギュアによく使用されている
アナーキーマーク(丸にA)も
プラ板を何枚も重ねて一つ一つ作られている。

また2024年よりアートフィギュアと並行してモノトーンカラーのペインティング平面作品を制作。
自身が好むカルチャーアイコン等を細筆のみを使用し描いている。