テクスチャーアート講師としてのワークショップやレッスン、新しい素材の研究を行い、
幅広く活動中のテクスチャーアート抽象画家、MARINO.氏による個展<色の記憶>を開催致します。
植木屋の娘として生まれ、植物や石に囲まれて育った。
家族で遊びに行くときは、川に行って石を拾いそれに絵をかいたり
稲刈りの終わった田んぼの真ん中に竹で造られたバンブーインスタレーションを見て回ったりしていた。
国内外のあらゆる絵本が寝室には置かれてたが、私は海外の絵本の色味が好きでよく眺めていた。
おじいちゃんにお土産でもらったカラフルな石はメリーのチョコレート缶に入れられていて
よくそれを缶から出して好きな石を探して遊んだ。
初めて選んだランドセルはボルドーカラーだった。
小学校の時、パステルを全部削って粉にして、糊を塗った紙の上にまぶして遊んだ。
パステルで絵を描くことには特に興味はなかった。
クレヨンで画用紙にカラフルな色を乗せたあとに黒いクレヨンで塗りつぶして上から鉛筆で削る遊びも自分の中で流行っていた。
算数で使う算数セットに入っていたスティックの色の組み合わせが特に気になっていろんな組み合わせを試みた。
バレエのレオタードの色とトゥーシューズの中敷の色、パジャマの色とボタンの色、ベットカバーの色と模様。
幼い頃の記憶は曖昧で事実までは覚えていない。
ただ断片的に色とその時の記憶だけが残っている。
今の私はその時の記憶を愛おしく形にしている。
今は亡き、かつての私を今ここに。
現在画家としてグループ展や個展を行いながら、講師としてのワークショップやレッスン、
新しい素材の研究を行い、主にフルオーダーでの作品制作、展示販売を行う。
インテリアアートとコンテンポラリーアートの2ラインで展開している。
MARINO.
Artist
1989年 愛知県生まれ。
画家の父の元、幼少期より絵を習う。
武蔵野美術大学 空間演出デザイン 修士課程 卒業
在学中は、舞台美術をはじめとする、立体制作、
スチームパンクをもとにしたガスマスクを、使い古したブラジャーとワイヤーで作っていた。
大学院では和紙とドライフラワーの融合の研究を行う。
20代はモデルとして活動し、その後アーティストへ転身。
2020年 アクリルのテクスチャーアートを始める。
Instagram
@marino_matiere
<主な納品先>
2022年 三菱鉛筆 多目的室 納品
2022年 幕張ハウジングパーク ヘーベルハウス 納品
2022年 ハウジングパーク 新百合ヶ丘 ヘーベルハウス 納品
2022年 MACOOL スカーフデザイン2023A/W
2022年 JURIE札幌三越店 委託販売
<主な展示>
2022年 上野の森美術館 日本の美術27回 出展
2022年 グループ展 出会うアート展 by Sacs 渋谷SACS 出店
2022年 Tagboat Independent Tokyo 出店
2022年 クループ展 日比谷OKUROJI YORIMICHI店内
2022年 ALLDAY GALLERY Solo Exhibition
2022年 MONKEY GALLARY Solo Exhibition (11月)