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4-8-3 Wakabayashi, Setagaya-ku, Tokyo-to 154-0023, Japan
MAIL / gallery@allday-base.com
Kenta Asakura SOLO EXHIBITION “UNDER LINE”

Kenta Asakura SOLO EXHIBITION
UNDER LINE

2025.6.21 Sat – 6.29 Sun

平日12:00-20:00/土日祝日10:00-19:00

入場無料

Flyer PDF
CURRENT

Kenta Asakura SOLO EXHIBITION “UNDER LINE”

[期間] :

2025年6月21日(土)〜6月29日(日)

[時間] :

平日12:00-20:00/土日祝日10:00-19:00


<入場無料>
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OUTLINE

近代社会が重視してきた効率性や合理性といった価値観から逸脱し、

未定義でありながらも熱を帯びた「初期衝動」のかたちを表現した

《initial impulse》シリーズを中心とした、朝倉健太氏による個展
〈UNDER LINE〉を開催いたします。


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Kenta Asakura SOLO EXHIBITION “UNDER LINE”

近代化以降の社会が求めてきたのは、明確で、合理的で、目的に適った「かたち」だ。
それは私たちに、効率的に成果を出すこと、意味を早く理解すること、結果を急ぐことを求める。

朝倉の描く本シリーズ《initial impulse》は、そうした時代の価値観からこぼれ落ちる、非効率で、未定義で、熱を帯びた初期衝動のかたちである。
下書き線――通常は完成の陰に隠されるこの線が、本作では前面に引かれている。それは、意図と無意識、判断と迷いが交差する地点に立ち現れる、行為の「本質」を示す痕跡でもある。

展覧会タイトル「UNDER LINE」は、見えにくいもの、無視されがちなものの存在を強調する線として機能している。そこには、合理性から外れたものへの敬意がある。情報社会のスピードに抗い、立ち止まり、分解し、あえて未完成であることにとどまる態度――それは弱さではなく、持続的な強さと柔軟性の兆しだ。

私たちがいつの間にか失ってしまったかもしれない【初期衝動】。
それを思い出すことは、効率に疲弊した現代人にとって、必要な回復の一歩になるのではないか。
本展は、その回復を促し、静かに燃え上がる起点となる。

PROFILE

朝倉健太/Kenta Asakura

Artist

朝倉健太は、かつて舞台やドラマの領域において他者の人格を演じる表現に携わってきた経験を基盤に、現在は視覚芸術において独自の作品を展開している。
演技を通して得た「自己の可変性」や「内面と外面の関係性」への関心は、二つのシリーズの制作へとつながっている。
【Lazinessシリーズ】は、「怠惰こそが活力となる」という逆説を起点に、現代社会における内面の抑圧や生産性中心の価値観に対する問いを投げかける作品群である。
一方の【Initial impulseシリーズ】では、「理想に立ち向かう初期衝動」を主題とし、即興的な線や身体的フォルムを通して、無意識的な決断や逸脱のエネルギーを造形化している。
いずれのシリーズも、外的な役割や期待から離れたときに現れる「潜在的な自己」の姿を描き出すことを目的としている。

【作品ステートメント】
本作は、「理想に立ち向かう初期衝動」を主題とし、均質化された日常から逸脱し、新たな位相へと踏み出す身体的かつ精神的エネルギーを造形化したものである。
特に本作では、通常は完成作品の背後に隠される「下書き」の線を意図的に前景化することにより、無意識的な運動や即興的な判断の痕跡を顕在化させ、「初期衝動」の可視化を試みている。
過去と現在を媒介する流線形のフォルムは、身体内部に潜在する動勢をトレースしつつ、既存の構造や様式からの逸脱を象徴するものである。
身体構造の解体と再構築を出発点とする本作は、造形的直感と衝動の交錯を主題とする《initial impulse》シリーズの一作として位置づけられる。

【展示歴】
グループ展歴
2021
「100人10」(Shinwa Art Auction)

2022
・「SIGEKI」(渋谷no-ma)
・Art project BonD vol.9【WEAR】
(代官山GARAGE)
・Art project BonD vol.10【ENNICHI】
(代官山GARAGE)
・UNKNOWN ASIA 2022
(GRAND FRONT OSAKA)
・100人10(東京ミッドタウン)

2023
・「HAUS」(gallery 201)
・「ART NAGOYA 2023」
(TOMOHIKOYOSHINO GALLERY)
・「Arts Students STARS」 (+ART gallery)
・「Art in Tokyo YNK」
(TOMOHIKOYOSHINO GALLERY, 東京スクエアガーデン)
・「UP AND COMERS」 (+ART gallery)
・「10人展」 (between the arts gallery)
・「MINIO展」 (Sansiao gallery)
・「Independent tokyo2023」
(東京ポートシティ竹芝)
・「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」 (TOMOHIKOYOSHINO GALLERY, マリンメッセ福岡B館)
・「Art show GINZA」 (銀座三越)
・「ブレイク前夜展part1」(Empathy gallery)

2024
・「ONE ART TAIPEI2024」(台湾)
・「100人10」(渋谷キャスト,東京)
・「D-artART2024」(大丸福岡天神店,福岡)
・「ブレイク前夜展」(梅田大丸,大阪)
・「IAG池袋アートギャザリング」(東京芸術劇場)
・「ART 365」 (梅田大丸)
・「HANKYU×Art collector’s アートフェア2024」(阪急うめだギャラリー)
・「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」 (TOMOHIKOYOSHINO GALLERY,福岡)
・「A2A Japan competition 2024」
(渋谷ヒカリエ)
・「琴線」(gallery wabi)

2025
・「KVARTETT」(LWart,新宿京王百貨店)

個展歴
2022
「invisible sloth」(ALL DAY GALLERY)
2023
「Need to rest」(al bese)
2024
・「世界が私を知る前に。私が世界を知る前に。」
(27 gallery tokyo)
・「initial impulse in KYOTO」※2会場同時開催
(LISAIL ART GALLERY)
(HOTEL RINGS KYOTO)
・「initial impulse in FUKUOKA」
(博多阪急art ship)

2025年
・「In order to…」(TOMOHIKOYOSHINO GALLERY,東京,京橋)
・「underline」(ALL DAY GALLERY)

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