皆既月食より珍しい、今回限りの展覧会
『小さなまほうの紙』原画展
原画の展示と共に超限定生産の絵本の販売となります。
是非とも多くの方にお手に取っていただけますと幸いです。
また、七美による<モノづくりワークショップ>同時開催(参加有料)
けん玉、ヨーヨー、だるま落とし、キーホルダーづくりなどもございます。
寒い季節の開催となりますが、
是非ともお誘い合わせの上ご来場ください。
親愛なるみなさまへ
みなさまはこんな体験をしたことはありませんか?
最近、○○さんに会ってないな~、○○さん何してるのかな~、と考えていたら、突然メールや電話で○○さんから連絡が来て、え~⁉、
今ちょうど○○さん何してるかな~と思ってたんです~、と会話が弾んだり、逆にこちらから久し振りに連絡をしたら、
ちょうど、相手も連絡しようと思ってました~、とか。
声や音は目に見えないけど聞こえます。風や空気も目に見えないけど感じます。
何かを叩いたら痛いし、叩かれたモノはへこみます。思いは、いったいどのように伝わるのでしょう?
誰かのことを想う時、それは相手に届いているのではないでしょうか?
私たちが毎日の生活の中で、何かの選択をしなければならない時、あるいは、人生の岐路で、選択を迫られる時、
皆様はどのように進む道を選んでいますか?
たくさん考えて悩んで、親しい友だちに相談し、最後は自分で決めて選んでいるのではないでしょうか?
選んだ方向が正しかったのか、間違っていたのか、間違っていたとその時は思ったとしても、
しばらく時間が経ったら実はその判断をしたことで自分がとても成長出来たということはありませんか?
フランスの哲学者、デカルトは「我思うゆえに我あり」と言いました。
パスカルは「人間は考える葦である」とも言いました。これが西洋の考え方の根本にあります。
でもどんなに考えても答えが出ない時、最後は、より強くこっちに行こう!と思った方向に、みなさんは行くと思います。
その判断はどのようにしているのでしょうか?何かの判断の基準がないと決められないのではないでしょうか?
ではその判断の基準はどのように身についたのでしょうか?
「我どんなに考えても我はない」
僕たちが誰かを想う時にはそれは相手に伝わっていて、僕たちが何かを選ぶ時には、
より強く思った方を選ぶのではないでしょうか?その思いはどこからくるのでしょうか?
あなた自身から湧き出ているのでしょうか?
色々な言葉で表現出来ます。神様、幽霊、超能力、霊能力、ご先祖様、DNA、宇宙人、お告げ、などなど。
そんな自分の力ではない何かを感じながら、今日まで生きてきました。どのような説明も難しいと思い、
バスという身近で温かな乗り物でのできごとを主題に、絵本として表現してみました。
少しでも伝わることがあればこんなに嬉しいことはありません。
ストーリーと絵を描いた人より
YASU UJI
ぶん/文
1975年東京生まれ二児の父
子どもの頃から物語を読んだり文章を書いたりするのが大好き。集団行動苦手。
明治学院大学法学部法律学科卒業。
ドイツ、テュービンゲン大学の哲学科に聴講生として1年間の遊学中、
ドイツ、デンマーク、スペイン、フランス、ギリシャなどの美術館、史跡を巡る。
特にモンペリエ、バルセロナ(パルグェル、カサ・ミラなど)、コルドバ(アルハンブラ宮殿)には何度も訪れ、
ガウディやロルカの影響を受ける。帰国後、銀座の画廊に6年間勤務。現在は小中学校の教材販売会社を経営している。
大学時代は法律を専攻したことで、世の中の様々なことに疑問を持つようになり、社会学、心理学、経済学などを勉強するも、
むしろ疑問は増え続け、哲学的思索を繰り返した後、思い余ってドイツへと旅立つ。ヨーロッパで多くの芸術や文化に触れ、
人間とは?生きるとは?日本人とは?と、問い続けてきた。
2011年に、絵本「Senya Ichiya」をアーティストShun Sudo、水彩画家Kumi Katoと共に自費出版し、
渋谷のNidi Galleryで展覧会開催。
その後、日本児童文芸家協会所属の絵本作家こやま峰子氏の主宰する同人誌「それいゆ」にて「小さなまほうの紙」を発表。
絵を描いてくれる人を待ち続けて十数年、コロナ禍で様々な情報を共有、共闘した仲間、七美さんが絵を描いてくれることになりました。
絵本の内容は、バスという身近で温かな乗り物でのできごとを通じ、我々の生きる世界、日本という国に生きている、ということを自分なりに表現したものです。
少しずつでも世の中が良くなり、皆様の生きる世界が喜びに満ちた世界になることを切にお祈り申し上げます。御来廊を心よりお待ちしております。
七美
え/絵
超限定生産型絵本作家兼
セロトニン系予祝イラストレーター七美
1981年徳島生まれ二児の母。
物心ついた時から絵を描いたり何かを作ったりするのが大好き。
美術科高校に進学を試みるが親の反対にあい、
当時流行っていたおたんこナースの名言『食いっぱぐれないから』を鵜呑みし看護学校に進学。
以後、趣味程度に絵を描きながら、23年間病院や老健施設であまり仕事のできない看護師として勤務。
度重なる体調不良をきっかけに『自分が本当にしたいこと』に気がつく。
コロナ禍でYasu Ujiさんはじめ私の絵に心動かしてくれる方に出会い、人間関係が全て入れ替わる。
2022年より絵本作り、読み聞かせボランティア、絵の展示会、マルシェ出店などを開始。
2023年勇気ひとつで4月看護師を辞め、本格的に製作活動に専念。
同年Yasu Ujiさんにお声かけをいただき、絵本の挿絵を描かせてもらう事に。
2024年予祝イラストをはじめ、似顔絵、つながり農園母ちゃんレシピシリーズ『ニンニクの塩漬け』
『おからクッキー』『梅干し』、宮商店『100年以上食べられている栄養満点のまかない飯
元祖入り飯』『ぬか漬けソムリエ直伝 ぬか漬け講座』などのレシピ制作を手がける。
『まほうの白い紙』挿絵が完成する。
『みんなと一緒に正しい道』をはみ出して、ノミのジャンプを子供たちに見せたい。
より自由に、より適当に、楽しく、果ては戦争だってなくなっちゃう。
そんな未来のイメージを伝えたい。
2012年
四姉妹で『アトリエsee 』結成。
阿南光のまちステーションプラザで初めての展示会。
創作料理シェーナで展示会。
2022年
自身初の絵本『とりのすとうこ』自費出版
2023年
4月 まちの縁が輪で展示会
6月 かもだ岬温泉で展示会
8月 阿南光のまちステーションプラザで展示会
2024年
7月 阿南光のまちステーションプラザで展示会
地元のマルシェで予祝イラスト、木のおもちゃへの絵付け体験を出店したり、
地域の小学校や子供食堂などで読み聞かせボランティアをしたりとふわふわと活動中。