移り変わる空を繊細なグラデーションで描く油彩風景画家、
根ノ木あさみ氏の個展<触れる風の香り>を開催致します。
旅先で出会った数々の美しい空や肌で感じた空気感を
油彩で鮮やかに表現します。
原画でしか味わえない空気感を、是非会場で感じてみてください。
わたしたちの日常は、少し早すぎるな
旅に出るとそんなふうに思う
何もない場所で、日没をただゆっくり待っているとき
見たこともないような、美しい雲の流れを見たとき
わたしたちは感動という名の下に、
ようやく自分と向き合うことができる気がする
自分の本当に大切なもの、好きなこと、
忘れていた昔の記憶、最近会えていなかった大切な誰か
そういうものを静かに思い出す、きっかけになるような風景を
この東京の一角で、あなたにも見つけてもらえたらと願う
根ノ木あさみ
油彩風景画家
移り変わる空を繊細なグラデーションで描く、油彩風景画家。
土地が持つ空気感と、人の持つ感情の掛け算によって、
現実を越えた鮮やかな景色をキャンバスに描き出す。
物事を取り巻く刹那性と、自然が繰り返すことで得る永続性の対比をテーマとした幻想的な風景画は、
現象として目に写る景色を超え、見る者を静かさや、懐かしさという感情で包み込むだろう。